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宇和島徳洲会病院 ブログ一覧


掲載日付:2022.10.05

釣りクラブ通信  < イカメタル >

釣りクラブ通信の更新を心待ちにしてくださっている皆様(いるかなぁ(笑))お待たせしました。久しぶりの活動報告です。

先日クラブのメンバーでイカ釣りに行ってきました。
※新型コロナウイルス感染予防対策のため、遊漁船をチャーターし、クラブのメンバーのみでの釣行です。

今回はイカメタルという釣り方で剣先イカを狙います。

イカメタルという釣り方を簡単に説明すると、夜、船の明かりに集まってきたイカをスッテというカンナがついた疑似餌を使って誘い、餌だと思って抱き着いたイカをタイミングよくカンナに掛けていく釣り方のことです。

シンプルな釣り方で初心者でも気軽にトライすることが出来ますが、イカの誘い方、当たりの取り方など繊細な要素もあり、釣り人の腕によって釣果に差が出やすい釣り方とも言われています。

当院のある宇和島市の沖合では毎年7月~9月にかけて、イカメタルで剣先イカを釣ることが出来ます。運が良ければ(もちろん腕も必要ですが)一人で100杯釣ることも可能です。

100杯釣るぞ~と意気込んで、我々釣りクラブメンバーは18時に港を出船しました。
約1時間でポイントに到着。

到着時にはすでに日が暮れて、暗くなっていました。


周りを見渡すと他の遊漁船のライトがいくつも点灯しています。


我々の船もライトが点灯し早速釣りスタート


すると幸先よく開始直後からイカがヒット!!

 
その後もイカの当たりが続き、メンバーそれぞれ順調に釣果を増やしていきます。



イカ釣りの魅力はイカの繊細な当たりを、竿先のわずかな動きで感じ取り、即座に合わせを入れて掛けていく所です。上手くイカを掛けることが出来ると、初心者でもその魅力にどんどんはまっていってしまいます。



釣りクラブのメンバーもイカ釣りの魅力にすっかり取りつかれ、黙々とイカを掛けていきます。




中には2.5キロの巨大なタルイカを釣り上げるメンバーもいました。




最初から終わりまで終始ぽつぽつとイカの当たりがあり、各メンバーは夢中で終了時間までイカを釣り続けました。


さて、釣果はというと100杯オーバーが2名!その他のメンバーも60~90杯!!(写真は釣果の一部)
一番釣った人は120杯と大満足な結果でした。

釣ったイカは、ちゃ~んと美味しくいただきます。
メンバーそれぞれ持ち帰り、お刺身、から揚げ などさまざまな料理となって各家庭で振舞われました。

マリネ


から揚げ



中には一夜干しを上手に作ったメンバーもいました。

一夜干し


釣りクラブのメンバーは、結構お料理が上手なんですよ!!


今回の活動は、病院職員として新型コロナウイルスへの感染対策をしっかりおこないつつも、釣りクラブメンバーそれぞれが、気分転換や息抜きを図る良い機会となりました。

今後も状況をみながら活動していきたいと思います。

それではまた次回の活動報告をお楽しみに。

掲載日付:2022.10.13

病院でもスポーツを楽しんでストレス発散  ~リハビリにてボッチャを取り入れました!~

回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中や重度の怪我をした患者さまが、社会や家庭に安心して復帰できるように、個々に応じた訓練を行っています。

身体機能の回復には時間を要するため、どうしても入院期間が長くなってしまいます。
また、コロナ禍により面会や外出・外泊が困難になり、ご家族と接する機会も減少しているため、患者さまがストレスを溜めやすい環境下と言えます。

そのため、身体面と精神面の改善を図るための取り組みとして、「ボッチャ」を取り入れようと考えました。



「ボッチャ」とは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツです。

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかにジャックボールに近づけるかを競います。

パラリンピックの正式種目であるため、聞いたことがある方もおられるかもしれませんね。

「ボッチャ」を取り入れようと思った理由としては、幅広い重症度の患者さまが参加することができる点です。

また、スポーツには身体的側面(健康維持・健康増進)や精神的側面(満足感の向上やストレス解消)、社会への参加という側面(生活圏の拡大や仲間作り)への効果も期待も出来ます。




実際に体験してみると体を動かすだけでなく頭も使う競技で、患者さまだけでなく私たちスタッフも一緒に楽しむことができました。

「楽しかった!」という声が多く聞かれたので、今後感染対策を行った上で週に1回程度行い、入院生活でストレスを出来るだけ溜めずにリハビリが出来る環境を作っていきたいと思います。





掲載日付:2022.10.21

徳っ子見守り隊会報 2022年度-5号 『BLS・外傷性止血』

ラダーⅠ 『BLS・外傷性止血』 の研修を行いました。

新人看護師とプリセプター、コメディカルの合同研修です。
講師は宇治病院から応援研修に来られている中村先生にお願いしました。


まずはじめに、講義でBLS、気管挿管の方法やポイントを学びました。



中村医師により、人形を使用し胸骨圧迫、AEDの使用のデモンストレーションを行っていただきました。



新人看護師とプリセプターのペアになり、それぞれ演習を行いました。



質の良い胸骨圧迫を行うことの難しさを感じ、一生懸命演習していました。


AEDも実際に使用し、使用方法など理解を深めることが出来ました。




気管挿管の介助も一人一人演習しました。





医師に物品を手渡し、注意点やポイントを学ぶことが出来ました。


実際に急変が起きた時に対応できるよう不安な点やわからないことは質問しながら演習することが出来ました。



患者さまの急変はとても緊張しますね。
今回の研修で学んだことを思い出しながら、落ち着いて対応できるよう頑張りましょう!

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