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宇和島徳洲会病院 ブログ一覧


掲載日付:2020.10.06

専攻医 渡辺亮Drの6ヶ月の研修が修了しました

当院の総合診療プログラム専攻医1年目の渡辺亮Drが研修を修了しました。

渡辺先生は今年4月、グループ外から当院に入職されました。

入職式にて 保坂院長より辞令を交付されました


同期入職のみんなとの記念写真



初めは勝手が違い戸惑うこともあったようですが、とても熱心に患者さまやご家族、スタッフと向き合い信頼関係を築いていきました。
看護師やコメディカルにも優しく朗らかに接してくれる姿や、だれに対しても謙虚な姿勢に感心しました。

医局会の様子



本当にいつもいつも真面目に取り組んでいる渡辺先生ですが、たまには息抜きも必要です。
緊急事態宣言が解除されたある週末、他の研修医や院長と一緒に滑床渓谷の『キャニオニング』を体験しました。
気楽に楽しみむつもりで出かけましたが、想像をはるかに超える過酷さでした。
自然の中で水をかき分け岩を登る。まるで厳しい訓練とも苦行ともいえる行程に驚きましたが、身体を思いっきり使って滑ったり飛び込んだりと、終わった後は爽快感でいっぱいになりとてもリフレッシュできました。とても良い思い出です。

さあ 楽しもう!!


キツイ~~


ぷかりと浮かんで一休み


スピードにのって サイコーです


最高の笑顔でフィニッシュ!!  ( 筋肉痛が心配。。。)← 心の声



10月からは研修場所を飯塚病院にうつし、内科・救急科・小児科の研修を1年半にわたり行います。その後、6ヶ月の総合診療Ⅰの研修を経て当院へ戻られます。

研修最後の日には、「あっという間の半年でした。とても実りのある時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。2年後またよろしくお願いします。」と挨拶をされました。



同じ日に研修修了を迎えた研修医と一緒に記念撮影。
渡辺先生、一回りも二回りも成長して戻って来られるのをとても楽しみにしています。

掲載日付:2020.10.09

オムツマイスター研修 順調に進んでいます

2回目 ≪おむつの当て方の基本と実技≫

リハビリパンツとテープ式おむつの基本的な当て方を研修しました。
患者さまの体型に合ったおむつの選び方や、アウターに合わせたインナーの選び方、多数枚数の重ね使いは漏れの原因や褥瘡発生の原因になることを学びました。



実習では、4人のグループを作り、実際にリハビリパンツをはいて動いたり、テープ式おむつをお互いに当てたりしました。
おむつが大きいとゴワゴワして動きにくく、そのゴワゴワが隙間を作り尿漏れの原因になることがわかりました。
『紙おむつは「大は小を兼ねません」』という言葉の意味を実感しました。


3回目 ≪おむつの使い方 応用編≫

おむつを効果的に使用する方法を研修しました。
おむつ交換が難しいと感じる患者さまへの当て方についてグループでディスカッションを行い、難しい事例に対応する力を身に着けました。
実技では、両面吸収体をジャバラ折にし、吸収体と排尿口の空間を埋める工夫や、男性の陰茎当ての工夫などを実践しました。






4回目 ≪スキンケア(褥瘡とかみおむつ)≫

まず、褥瘡の発生要因や発生部位について講義を受けました。
多枚数の重ね使いは皮膚トラブルの原因になり、尿漏れや褥瘡発生のリスクが高くなるため行わないようにすることの大切さを学びました。


 

   

5回目 ≪排尿・排便のメカニズム≫

排尿・排便のメカニズム(解剖)、尿失禁の種類、失禁の特徴や排便トラブル、便秘の予防法として腹部や腰部のマッサージ法などを学びました。
最後に研修の復習を兼ねて筆記試験に挑戦しました。


70点以上で合格。ドキドキしながらテストに挑み、全員合格することができました!!



掲載日付:2020.10.12

研修医 小森Dr、井上Dr ご紹介

新しいく小森Dr、井上Drが研修を開始しました。
期間は11月末まで、2ヶ月間の地域医療研修です。

まずは、福岡徳洲会病院 初期研修2年目 小森瑞恵先生をご紹介します。

9月28日から11月28日まで2ヶ月間宇和島徳洲会病院で研修させていただく小森瑞恵と申します。よろしくお願いいたします。
福岡県出身で、久留米大学医学部を卒業しました。
3歳から始めたピアノが趣味で、初任給で電子ピアノを買って今でも弾いています。

高校の時に友達を亡くしたことが医学部を目指したきっかけで、将来は救急医を目指しています。
福岡徳洲会病院を研修先に選んだのも、救急が沢山来る病院で年間1万台以上の救急搬送があり、若いうちは忙しい思いをしてでも勉強したいと思ったからです。思っていた以上にきつい毎日ですが、楽しく研修をしています。

こちらの宇和島徳洲会病院は、福岡と違い救急が少なく全く違う環境で驚きましたが、みなさん優しくて穏やかな雰囲気があります。

高齢の方がすごく多くて、どちらかと言えば慢性期の治療に重きに置いていると思うので、すべてを完璧に治療するというよりは、本人さんからの話や情報を聞いて、その時の状態のADLに合わせたベストの治療を探していくというのを自分なりに模索してみようと思います。

私のモットーは、疲れていても笑顔で何時でも患者さんに優しく接することです。
美味しいものが沢山あると聞いていますのでたくさん食べて、スマイルで頑張ります。




続きまして、札幌東徳洲会病院 初期研修2年目 井上貴博先生をご紹介します。

9月28日から11月28日まで2ヶ月間、宇和島徳洲会病院で研修させていただきます。
札幌の出身で、旭川医科大学を卒業しました。生まれも育ちもズ~ッと北海道の道産子です。
宇和島は思ったより涼しくほっとしています。海が近い病院ですが、潮風も強くなく過ごしやすいところだと思います。

高校2年の時に病気になった事があるのですが、その頃から医師になりたいと思うようになりました。救急が勉強したいことと、耳鼻咽喉科に進むことを決めていたので耳鼻科が大学と関連病院にある札幌東徳洲会病院を研修先に決めました。

中学、高校、大学とサッカー部でしたので、海外のサッカーや地元コンサドーレ札幌の試合を見るのが好きです。
今は食べることのほうがもっと好きなので、美味しいものをたくさん食べたいと思います。

札幌東徳洲会病院は忙しく、全体にせかせかしていましたが、こちらの病院はゆったりしていて患者さんやスタッフと話す機会が多く、皆さんが優しくフレンドリーに接してくれるので楽しく働いています。

急性期の症例は少ないですが、総合内科をしっかり学べる環境もあり、違う側面で患者さんを診ていけるような気がします。患者さんの立場に立ち、一方的ではなく、患者さんの話を聞くことが出来る医師になりたいと思っています。
よろしくお願いいたします。



掲載日付:2020.10.20

湘南鎌倉総合病院から応援研修に来られた山口昌志先生のご紹介

10月より3ヶ月間の応援研修に来られました、湘南鎌倉総合病院循環器内科の山口昌志先生をご紹介します。

湘南鎌倉総合病院から来ました山口昌志です。鹿児島出身ですが宮崎で育ち、宮崎大学から宮崎大学医学部付属病院の循環器内科に入りました。
カテーテル治療のための国内留学ということで今年4月から湘南鎌倉総合病院に勤めています。今回は徳洲会グループの離島僻地研修で3か月間お世話になります。よろしくお願いします。

医師を目指したのは、母が看護師をしていたこと、私が子供の頃喘息を患っていてよく病院のお世話になり病院慣れしていたことと、父から先生と呼ばれるような人に尊敬される職業につきなさいとの言葉があったからです。
はじめは救急医療を目指そうとと思っていたのですが、自分で治療を完結したいという思いが強くなり、人が死ぬ時に助けるすべが多いのが循環器科だと考え選びました。

宇和島徳洲会病院は、湘南鎌倉病院と同じでコメディカルもよく働いてくれます。徳洲会はそうやって成り立っているのでしょう。患者を断らない徳洲会の精神はどこの場所でも変わらないと思いました。本当に働きやすい環境だと思います。

昔よく言われたのが、「医者は考えなくなったら終わりだ」の言葉です。ガイドラインに従ってやっていると、出来ているように感じもしますが、その一人の患者さんのことを本当に考えているのだろうか。その人に合った別の選択があるかもしれません。諦めず最善のことを尽くすことを常に考え治療していければと思っています。


掲載日付:2020.10.30

院内講演会を開催しました

中部徳洲会病院・疼痛治療科統括部長の服部政治先生にお越しいただき、『がん疼痛治療の基本と最前線』~知ってほしい専門的疼痛治療があることを~と題して講演をしていただきました。

中部徳洲会病院 疼痛治療科統括部長 服部政治先生


講演では、実際の患者さんの治療前後の変化を映像やインタビューをまじえて提示していただき、医療用麻薬の全身投与で除痛できない患者さんに対して、神経ブロックや脊髄(せきずい)鎮痛といった専門的な治療が有効であり、患者さまのQOL(生活の質)が改善し、人生の残された時間を有意義に過ごせるようになることを知ることができました。


がん治療医、緩和ケアスタッフの皆様に是非知ってほしい!!
『痛みをとる方法がまだある』ことを!!!


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