初期研修医のご紹介 ~琉球大学の同期が宇和島で再会!!~
当院で現在研修を行っている2名の初期研修医。
実は琉球大学の同級生なんです。
それぞれ、福岡徳洲会病院と中部徳洲会病院に進んだ二人が宇和島で再会!!
初期研修医、仲地Drと金城Drをご紹介します。
仲地政也先生 福岡徳洲会病院 初期研修医
沖縄生まれ沖縄育ちです。
小・中・高とずっとサッカーをやっていて、中・高ではキャプテンを任されていました。
大学を卒業して福岡徳洲会病院に入職しました。
初めて県外に出て生活をしています。
医師を目指したきっかけは、はっきりと一言では言えないのですが、日々の暮らしの中に医療がわりと身近にあったと思います。
僕は子どものころ身体が弱くて、両親からは「死にかけて病院に行ったんだよ」って言われます。
小さいころから通っていた塾に「ブラックジャック」の漫画がたまたまあって、読んでみたらすごく興味を惹かれて医師を目指すことが具体的になったかな。
将来は神経内科に進む予定です。
祖父の一人はパーキンソン病、もう一人がレビー小体型認知症を患っていて、
どちらも神経内科の領域なんです。
神経内科は基礎学習の時に勉強していて、似たような物質がたまる場所が違うだけで症状も病態も全然変わってくる。
片方は長い間小康状態で続くけれど、もう片方は幻視も見るしガタガタと予後が短いんです。
対照的な二人を見てとても興味を持ちました。
レビー小体型認知症を患っている祖父は三線の奏者で、毎年お正月はみんなに披露していたんですが、ある時から弾かなくなりました。
手が動きづらかったのと幻覚が見えるようになったようです。
祖父の横に座って2時間くらい祖父に見える幻視につい話を聞き続けました。
顔が壁からにゅうっと出てきたりするんだそうです。
患者さんの生の声を聴いて、立体的にイメージ出来てとても勉強になりました。
宇和島での研修では病棟管理を学んで帰りたいです。
初めて入院主治医としてやっていきます。
自分に任されていると思いますので、しっかり努めたいと思います。
宇和島はご飯が美味しいです!!
看護師さん、コメディカルの人がすごく優しい。
先生方もすごく優しくで、聞いたらなんでも教えてくれます。
宇和島にいる間にたくさん質問してたくさん身につけて帰ろうと思っています。
食らいついていきます!!
よろしくお願いいたします。

仲地政也先生
金城渉先生 中部徳洲会病院 初期研修医
沖縄生まれ沖縄育ちで、沖縄から出たことがありません。
今回初めて県外に出て2ヶ月過ごします。
そして、初めての一人暮らしでもあります。
宇和島は食べ物が美味しいです。
お魚は沖縄でもよく食べるけど、美味しさが違います!!
沖縄の研修病院はプライマリの初期対応はどこでも一定レベルは鍛えられるのが強みですが、その中でも症例数が多く、一番ハードワークと言われている中部徳洲会病院を選びました。
今回、地域医療研修に宇和島を選んだのは、昨年宇和島に研修に来ていた宮城先生と都丸先生にすごく勧められたからです。
「わっちゃんは宇和島に行ったほうがいいよ」って。
宮城先生たちとは大学時代から仲が良くて、その二人が勧めてくれるのなら「間違いない!」と思って来ました。
意外と人のオススメを素直にきくタイプなんです(笑)。
僕がなりたい医師像は総合診療・家庭医です。
父も祖父も町医者をしています。
僕も地域をまるっと診ることができる医師になりたいと思っています。
母が石垣島の出身なのですが、小学生の頃は年に3回、春夏冬休みは全部石垣島に行っていました。
石垣島の親戚は島の方々にとてもとてもよくしてもらって、いつのころからか先々数年でも石垣島で仕事をしたいと思うようになりました。
親戚の人たちにもお医者さんになってまた来てね!なんて言われたりもして、だったら医師になれば喜んでくれるかな?と。
それがなんとなくずっと頭にありました。
専門的な勉強に進む前に、今たくさん症例を診て経験を積んでいるところです。
宇和島での研修については少し話を聞いていて、内科の主治医をするということで、自分で何でもやらなければならないと不安な面もありました。
来てみたら、バックアップがかなり厚いと感じています。
徳洲会ならではかも知れませんが、宇和島も看護師、技師、検査、リハビリなど層が厚く、みんなが研修医を育ててくれている。そんな印象です。
それに加えて上の先生方がすごく色々教えてくれます。
外科も内科もバックアップがすごく厚くてびっくりしました。
本当にたくさん教えていただいてありがたいです。
宇和島で2ヶ月研修するのとしないのとでは、この先全然違ってくると思います。
とにかく、一つでも多くの事を身につけて帰ろうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

金城渉先生
大学時代の友達と久しぶりに会って、また一緒に切磋琢磨する。
いいですね。とても心強いことでしょう。
週末はよく一緒に釣りを楽しんでいるとのこと。
早速、石応でゼンコとアオリイカ(モイカ)を釣りあげ、さばいてくれる居酒屋さんを見つけて味わったそうです。
そのお店で近くにいたお客さんに声をかけたら、市内のクリニックの院長先生だったとか。
きちんとご挨拶して日本酒をごちそうしていただきました。
仲地先生、金城先生お二人とも、ともて穏やかで優しくてひたむきで一生懸命。
私たちもついつい応援したくなるような先生方です。
お二人が実りある研修を行えるよう、私たちも精一杯サポートさせていただきます。
よろしくお願いいたします!!