~若い世代にバトンを渡す~ 回復期リハビリテーション病棟にかける熱い思い
私が宇和島徳洲会病院に入職したのが平成18年でした。
入職時は介護療養病棟の責任者を任され、一般病棟しか経験のない私は介護保険を一生懸命自己学習したことを覚えています。
高齢者の介護・看護を通じて、拘縮で手足が変形し、自己体動もままならず、経管栄養が入院患者さまの半数以上という現状と向き合ったとき、私たちができる看護とは何だろうと思いました。
平成20年に私は上司へ回復期リハビリテーション病棟を立ち上げたいとお願いしました。
話は遡りますが平成12年に介護保険制度ができ、在宅へ戻るというスタンスを国はすすめ、さらに回復期リハビリテーション病棟も同年にできました。
寝たきりになる前に、急性期の治療を終え、早期に自宅や社会に戻って、生活をできる限り元の状態に戻すために、リハビリテーションを専門に行う病棟。
願いが叶い、平成21年には回復期リハビリテーション病棟を開棟することができました。
診療報酬も毎回のごとく施設基準と同様に変化し、私の看護師経験後半は回復期リハビリテーション病棟と共にあったと実感します。
年号も平成から令和に変わり、今年11年勤務した回復期リハビリテーション病棟から異動となりました。
入院中から在宅支援までチームで患者・家族と関わるリハビリ看護に感動を覚えました。
私自身がリハビリ看護を通じて、他職種と関わる協働業務の重要性も学び、振り返ると私の残した足跡は、今後も若い世代に引き継がれていきます。
「宇和島でリハビリするなら徳洲会です。」と地域の方々から信頼される病棟であってほしいと思います。
回復期リハビリテーション病棟=6南病棟スタッフへ。
これからもリハビリマインドを忘れず、地域の患者さま・ご家族の支えとしてリハビリテーションを展開してください。
看護師長:山下千鶴
風船バレーで楽しい時間を過ごしました
リハビリ友の会のみなさんと 松山城へ登りました
季節の行事を大切にしています