-->

掲載日付:2020.11.26

徳っ子見守り隊会報 2020-7号 『リフレッシュ研修』

入職して8か月が経過しました。少しずつ表情も和らぎ任せられる看護も増え、頼もしい姿が見られるようになりました。
日々の新人さんたちの努力は勿論のことですが、指導する先輩たちの支えもあり、双方大変よく頑張っていると思います。

今年度は、新型コロナウィルスで院内全体の新入職歓迎会を行うことができませんでしたが、今回は新人看護師とプリセプターの方々に少しでも日々の疲れを癒してもらうために、リフレッシュ研修を開催しました。

研修の内容は『多肉植物の寄せ植え』『マスクケース作り』を行いました。
講師として、梶原副看護部長さんに来て頂きました。

梶原副看護部長さんはご趣味で多肉植物の寄せ植えをされておられるそうで、多肉植物の植え方についてご指導して頂き行いました。
その風景を紹介します。

まず、多肉や、鉢を自分の好みに合わせて選びました。


色々な種類の多肉や鉢を準備して頂きました。


それぞれが選んだ鉢に多肉を植えています。ここからは、各自のセンスに任せて行っています!(^^)!
多肉がうまくおさまらず悪戦苦闘している姿もありました。
集中して植えている時はみなさん、無言でしたね…




相原看護部長さんも、真剣に取り組まれています(^^)/
何度も植え替えたりして、自分の思う寄せ植えを行っています。」


突然の、サプライズ(^^♪ 
なんと、貞島先生からコーヒーの差し入れがありました。


研修場は、ほっこり(#^.^#) 和やかな雰囲気になりました。
貞島先生、ありがとうございます☆☆

ひと時の休憩タイム(^^♪ 新人さんとプリセプターさんが仲良く雑談されています


そこにまたまた、突然(#^.^#) 保坂院長、登場!!
みんなが寄せ植えした、多肉を見て頂きました(^^♪


みなさん、とっても上手に寄せ植えできました!(^^)!


新人さん、プリセプターさんとの記念写真




クリアファイルを使ったマスクケース作りも行いました
梶原副看護部長さんの指導のもと行いました



サイズを測定しながらの作業もなかなか難しかったですが…


色々な柄のクリアファイルで、可愛いマスクケースが出来上がりました


コロナ渦で一日1枚のマスクの使用のため、食事の時など外した際に、使用して下さいね(^_-)-☆


最後に、茶話会を行いました(^^♪


今回、リフレッシュ研修を開催することで、普段とは違った雰囲気での新人とプリセプターとの交流ができ、さらに親睦が深められたのではないでしょうか。
教育委員メンバーも、そんな姿を見ながら、共にリフレッシュできる場となりました。


今回、協力してくださった、梶原副看護部長さん、一緒に参加して頂いた、相原看護部長さんありがとうございました。
新人のみなさん、プリセプターのみなさん、これからも頑張りましょう(*^^)v

掲載日付:2020.11.16

オムツマイスター・プロ 12名誕生!!

オムツマイスター・プロ(アテントマイスター・プロ)養成研修の全課程が修了し、いよいよ最終試験の日を迎えました。

これまでの研修を通じて、紙オムツの選び方、オムツの当て方の基本と応用、スキンケアや褥瘡、排尿・排便のメカニズムなどを実技を交えながら学習してきました。
今まで学んだ成果を発揮すべく試験に臨みます。

いよいよ試験がはじまります。少し緊張しているのでしょうか。






全員が見事に合格し、12名のオムツマイスター・プロが誕生しました!!

大王製紙 峰下良次所長より一人一人に認定証とバッジが授与されました。
「研修を通じて、知識や技術をたくさん得たと思います。今まで学んできたことを是非各病棟で他のスタッフにどんどん伝えてください。
伝えることによって自分の復習にもなり、自己流になってないか基本を確認することができます。
皆さんの活躍を期待しています。」
とのお言葉をいただきました。





相原看護部長からは、
「まずはおめでとうございます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で研修ができない時期もありましたが、無事にここまで来られてよかったです。
なぜ、オムツマイスター・プロの育成に力を入れているかというと、一日に何度も行うオムツ交換について、今まで携わったどの病院でも正しい知識が不足していると感じていたからです。
単にオムツを着けるだけでなく、患者さまに恥ずかしさを感じさせない心づかいが必要です。オムツのあて方によって、漏れも着け心地も全然違います。
今日合格した皆さんは、スペシャリストとして他のスタッフに教えてください。人に指導をして初めて自分のものになっていきます。
患者さんにとって良いケアができることを本当に楽しみにしています。」
とのお話がありました。



全研修で講師を務めてくださった松本先生より、
「皆さんは研修の間にも、習ったことをちゃんと業務に取り入れてくれてどんどん改善してくれて本当にうれしかったです。
さあ、これからがスタートです。皆さんが現場の柱となってスタッフをどんどん育ててください。
解決したい課題があれば、私も一緒に勉強しながら改善していけたらと思います。」
と力強い言葉で締めくくっていただきました。



最後は皆で記念撮影。


今後は12名の精鋭が中心となって各病棟でオムツラウンドを行い質の向上を目指します。

掲載日付:2020.11.02

【セラピスト特集②】作業療法士『悩んで、考えて、知恵をしぼる』  <6南:回復期リハ病棟>

~回復期リハビリテーション病棟での作業療法の取り組み~

宇和島徳洲会病院・回復期リハビリテーション病棟で作業療法士をしている松本保洋です。
今回は、作業療法士(Occupational Therapist(OT))の取り組みをご紹介いたします。



★リハビリ=歩く練習とは思っていませんか?もしくは、リハビリ =理学療法と考えている方が少なくないのではないでしょうか。私達は3職種で専門性を持ってリハビリテーションに取り組んでいます。
★当院の回復期リハビリテーション病棟でのセラピストは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3職種で構成されています。今回は、その中でも『作業療法』について紹介します。



【作業療法士(OT)とは?➡︎生活を支える専門家です】
“作業”とは人の行う活動すべての事を言います。食事や更衣など身の周りの事から、家事・仕事・趣味・人間関係までに至るあらゆる事が対象です。身体や精神の機能を見極め、より良い生活が出来るように訓練を行ったり、自助具で補ったりします。ライフスタイルに沿った解決方法で、自分らしく生活できるように一緒に考えていきます。作業療法士は患者様の笑顔を引き出せるよういつも心掛けています。

【機能訓練】
寝返り、座る、立つ、物を握る、つまむ、道具を使うなど、生活上で基本となる動作の再獲得を目指します。そのために、徒手や物品、訓練機器の他、医師の許可・指示を受け、治療機器を使用します。ここで紹介するのは、IVES(オージー技研)という脳血管疾患や運動器疾患による麻痺の影響で、動きが悪くなった筋に対し、電気刺激を用いて運動機能を改善させるための医療機器です。



【日常生活動作訓練】
食事・更衣・排泄・入浴など生活の根本となる動作の訓練を行います。動作の再獲得に必要となる自助具の提案も行っています。



【生活関連動作訓練】
生活関連動作訓練では調理・買い物・洗濯・掃除などを通して、自立した生活を送って頂くために必要となる、より複雑な生活動作の獲得を目指します。



【車椅子シーティング➡︎座る事の大切さを共有する】
疾患、障害、療養による影響が座る事を難しくする場合があります。患者様に適応する車椅子やクッションの選定を行い、座位が安定して保てるように環境調整を行います。車椅子に座れるようになるとベッドから離れる事ができ、生活の幅が拡がります。

【住環境】 
作業療法は住環境を大切に考えます。場合によっては退院後の在宅生活を安心して過ごせるように家屋調査に伺い、手摺りの位置や福祉用具の導入などをアドバイスさせて頂いています。

【高次脳機能の評価】 
人間の行動は極めて複雑で多面的です。高次脳機能障害とは脳血管障害や脳外傷、後天性脳損傷によって、コミュニケーション・記憶・情緒や行動の他、注意・遂行能力など生活と深く結びつく能力が障害される事です。作業療法では高次脳機能障害を総合的に判定しサポートしていきます。下の写真はBADS(遂行機能症候群の行動評価)という、行動面を包括的に評価するためのテストバッテリーです。



【認知症と作業療法】
認知症とは多様な原因で記憶・思考・判断・注意能力などが衰え、生活障害をきたしている状態です。高齢者では、住みなれた環境から離れ、入院生活を送る強い不安からも、妄想などの行動・心理症状を引き起こし、認知症が出現・進行する場合があります。作業療法では認知症の方の尊厳に配慮したケアを大切にし、「その人らしく暮らせる」という考えのもとに、日々リハビリテーションを行っています。



【余暇活動】
病気に罹るという事は人生のなかで最も苦しい時期にあるとも言えます。そのため楽しむ機会が減り、「できる事が少なくなってしまった」など、ネガティヴな感情が優先されがちです。作業療法では精神的ケアを念頭に、その方の状態や固有の性格、価値観にあった余暇活動(畑作りや日曜大工など関心のある作業や趣味活動)を通して、耐久力などの身体機能、集中力などの精神機能の他、認知機能の向上を目指します。



この他にも、患者様の状態について他職種との情報交換(カンファレンスなど)を積極的に行いながら訓練を行っています。作業療法が関わる活動範囲は多岐にわたり、新しい課題に遭遇する事は少なくありません。その都度、課題を1人で抱え込まず同職種・他職種間で意見を交換し、課題を克服できるよう努めています。思い描いた結果を出せず悔しい思いをする事もありますが、患者様に笑顔で退院して頂くためには、答えがでるまで考えるという取り組みしかありません。生活を支える専門家である作業療法では、患者様の退院後の生活を想像する力や、多様なニーズに適応できる人としての豊かさも同時に求められています。「悩み考える」事で、少しでも質の高いリハビリテーションを提供したいと考えています。

  • 1

menu close