宇和島徳洲会病院

0895-22-2811

〒798-0003 愛媛県宇和島市住吉町2-6-24

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診療科・部門のご紹介

通所リハビリ

通所リハビリテーションとは

通所リハビリテーションとは、その方の能力に応じて可能な限り自宅で自立した日常生活を営むことが出来るように、通所リハビリテーション計画に基づき理学療法、作業療法や、その方に必要なリハビリテーションを行い、ご利用者様の心身機能の維持・回復を図ることを目的としています。
当院の通所リハビリテーションでは、理学療法士・作業療法士による専門的なリハビリテーション(個別リハビリテーション)、パワーリハビリをはじめ、看護師による定期的な健康チェックや介護職員による個人の能力に応じた介護などを行い、ご利用者様が安心して在宅生活を継続することが出来るように支援しています。

身体を動かし明るく楽しい1日を過ごして頂けるよう心をこめて支援

通所リハビリテーションの一番の特徴は「個別リハビリ」の提供です。

ご利用者様が要介護・要支援状態等となった場合にも、「できる限りご自宅で自立した日常生活を営むことができるよう、リハビリテーションを通じて心身の機能の向上を図り、生活機能の維持・向上を目指す」を理念に専門のリハビリスタッフが1対1でリハビリテーションを提供させていただくリハビリテーションに特化した介護サービスとなっています。

リハビリスタッフがご利用者様の生活目標、個々の能力や環境に基づいたリハビリテーションを提供し、より充実した在宅生活を送れるよう支援させていただいています。

また、ご利用者様、ご家族様の安心した生活へ向けて、自宅生活での問題点を具体的に把握するため、必要に応じて自宅訪問を行うほか介助方法や住宅環境に関する助言、福祉用具などのご提案もさせていただいています。

サービスご利用中に万一体調が悪くなられた場合でも、当院の救急外来と連携し必要な治療と処置が速やかに行える体制を整えています。

スタッフの全てが心掛けていること

1.笑顔
ご利用者様やご家族様が笑顔で過ごすことが出来るように

2.安心
体調に不安があっても、速やかに対応させていただきます。

3.安全
万全な体制で、常に利用者様に利用してもらいます。

どんな人が利用できるの?

介護保険の要介護・要支援の認定を受けている方

・通所リハビリテーション / 要介護1~5
・介護予防通所リハビリテーション / 要支援1・2

宇和島市にお住まいの方

※要相談
併設病院との連携で重度な方でも安心してご利用いただけ医療面でのサポートも万全です。
※サービス開始にあたっては、担当のケアマネージャーにご相談ください。

サービス内容

基本的なスケジュール

  • 送迎・健康チェック・入浴・食事・リハビリテーション。皆様のお宅までお伺いいたします。
  • 貸し出し用の車椅子、車椅子のまま乗車できるリフト車も用意していますので、ご安心してご利用いただけます。
  • デイルーム到着後、一息ついていただいた方から血圧、体温などを測定し、健康状態を確認します。
  • 大浴槽 天然かけ流し温泉車イスの方でも安心して入浴していただけます。※機械浴はありません
  • 当院の管理栄養士により、バランスを考えた食事を用意しています。カロリー制限がある利用者様の状態に合わせた形で提供させて頂きます。
  • おやつは季節の御菓子を作っていただくこともあります。
  • お帰りの準備や身支度後、ご自宅までお送りさせていただきます。
  • 個別リハビリでは、ご利用者様の身体状況に応じて、定期評価(3ヶ月に1回)を行い、個別プログラムを立案し、理学療法士、作業療法士から必要な訓練を実施致します。

一日の流れ

一日型のスケジュール(例)

9:30~到着
血圧・脈拍・体温測定
10:00~個別リハビリ
自主リハビリ
入浴リハビリ
入浴
12:00~昼食・休憩
口腔ケア
13:00~個別リハビリ
自主リハビリ
集団体操
脳トレーニング
15:00~おやつタイム
16:00~帰宅準備

通所リハビリテーションの特徴

生活環境に合わせたプログラム

自立支援を目指し、利用者様の生活環境に合わせたプログラムを作成します。
セラピストが2名在籍、個別リハビリの充実

リハビリ専門職が自宅訪問

自宅訪問し、生活状況を確認、生活上の問題について助言
利用者様のみでなく、ご家族へ助言、指導等の支援

リハビリの一環として歩行アシスト導入
HONDA歩行アシストは、効率的な歩行をサポートする歩行訓練機械です。
左右のモーターに内蔵されたセンサーで検知し制御コンピューターがモーターを駆動し下肢の振り出し、蹴り出しを誘導します。これにより、歩きやすさや歩く速さの向上が期待できます。

物理療法(温熱療法)

温熱療法とは、病人の身体を暖めたり冷やしたりする温度刺激で、古代より行われている物理療法の基本的要素の一つです。
当事業所ではホットパックを使い、主に慢性関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、筋肉痛、各種神経痛等。
中枢神経麻痺による筋痙性の緩解 、血行改善または、理学療法施行の前処置、関節拘縮に対する矯正運動療法牽引療法の前処置等を目的に応じ実施しています。

物理療法(低周波療法)

身体に電流を流すと筋肉が収縮し、電流を切ると筋肉は弛緩します。
これを利用し、低周波電流(パルス電流)を体に流すことで筋肉が収縮と弛緩を繰り返します。
これは、マッサージしているのと同様の効果があります。
血行不良の改善(こり・疲れ・しびれ・血行不良による痛み)、麻痺した筋肉の萎縮防止、神経痛みなどの痛みの緩和を主な目的としています。

取り組み

パワーリハビリ

パワーリハビリとは、トレーニングマシンを用いた筋力トレーニングの意味合いではなく、体の筋肉や間接をバランス良く、スムーズに動かす事を目的に行うリハビリテーション手法の一つです。
始めは、徐々にゆっくりと、軽負荷(楽に感じる程度の重さ)で行うマシントレーニングの中で、日頃使われていない筋肉や関節、神経を動かし、よりスムーズな動作の獲得を目指します。
また、リハビリ専門スタッフが、ご利用者様に合った機材の指導を行ないますので、安心してトレーニングに励むことができます。

学習療法(くもん式学習療法)

物忘れと認知症

人間は年をとると物忘れが多くなります。「人の名前が出てこない」、「朝、何を食べたか、忘れた」などです。
これは老化のひとつで、自然なことで、生活上も支障ありません。
これに対して、老人性認知症が進行すると、体験や出来事のすべての記憶を失っていきます。朝食を食べたことそのものを忘れてしまいます。
困ったことに、忘れていること自体がわからなくなりますので、社会生活、日常生活に支障をきたします。

前頭前野と老人性認知症

老人性認知症の方と接するとき、第1に問題となるのがコミュニケーションの障害です。
言葉を介したコミュニケーションそして表情などの言葉を介さないコミュニケーションの双方がうまくいかず、他者との意思の疎通が困難になります。
感情のコントロールが効かず、突然怒りだして周囲の方を困らせることも問題です。
そして第2の問題は、身辺の自立です。食事や衣服の着替えなど他人の手助けが必要となります。
これらの問題点、つまりコミュニケーション、感情、身辺の自立などは、すべて大脳にある「前頭前野」という領域がコントロールしています。
つまり、老人性認知症の原因は様々ですが、社会で問題となるその症状のほとんどは前頭前野の機能に関係するものなのです。
学習療法は、この前頭前野を活性化させ、認知症の改善をはかるものです。
さらには、健康な高齢者の認知症予防にも応用されています。
※当事業所は、くもん式学習療法を取り入れた愛媛学習療法研究会の会員です。

愛媛学習療法研究会は、主に愛媛県において学習療法、脳の健康教室を実施している施設、医療機関等で構成され、現在、約30施設、40事業所が会員として活動しています。
本研究会の設立目的は、くもん学習療法の導入と研究を進めることにより、その効果向上を目指すことは勿論、会員間の連絡協力の緊密化と会員施設の職員の資質向上を図り、正しい学習療法を普及推進することで地域住民の認知症の予防改善を図ることにあります。
その目的を実現するため、本研究会では以下の活動に取り組んでいます。
•業種間の垣根なく活動できる場の提供(愛媛学習療法研究会)
•研究活動について実践的、具体的に一般へ発信できる人材育成(育成士勉強会)
•施設にとどまらず、行政、地域へ向けての普及活動(脳の健康教室など)
•学習療法を実践していく中での職員、施設のレベルアップを行う(施設間交流など)
•地域全体、愛媛全体の介護の質を高める(講演会開催など)

※ くもん学習療法には、別途自費にて費用が掛かります。(詳しくは担当者まで)
関連
愛媛学習療法会ホームページ http://ehimegakusyu.jimdo.com/
くもん学習療法Rは東北大学・川島隆太教授と株式会社公文教育研究会により商標登録されています。

通所リハビリテーション案内

デイルーム

最大35名の方が利用できます。
デイルームでは様々なレクリエーションや集団機能訓練等を行っています。
デイルームでは友人ができたり、コミュニケーションの場としても生かされています。

利用料金

要介護の場合

利用時間6~7時間の場合

要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
667円797円924円1076円1225円

要支援の場合

利用時間6~7時間の場合

要支援1要支援2
1712円3615円

利用者負担額

•法定介護報酬自己負担額、サービスを提供させて頂く月の前月末に、居宅介護支援事業所の担当ケアマネージャーより「サービス利用票およびサービス利用票別票」にて提示されます。
•その他に、実費負担額 昼食費として460円(実費負担)頂きます。
•利用料等の請求については、サービスを受けた月の翌月10日頃に、請求させて頂きます。

利用について

ご利用時間

•月曜日~土曜日 : 午前9時30分~午後4時00分
•その他の時間帯につきましては、要相談いたします。
※日祝日、年末年始(12月30日~1月3日まで)は休業日と致します。
※ご利用の回数は本人、家族、主治医、ケアマネージャーが相談し、ケアプランを作成した上で決定いたします。

持ち物

・介護保険証(初回利用時、更新時のみ)
・運動靴・リハビリ用、 フロア内は外履きで過ごします。
・着替え、バスタオル2枚、タオル1枚、ビニール袋(脱いだ衣類等を入れます)
・紙パンツ・パット必要な方(普段お使いの物をお持ちください)
・服用中のお薬(お昼の分のみ)
・現在使用中の補助具等(車椅子、歩行器、杖、シルバーカー等)
・歯磨きセット(昼食後使用)
・連絡帳(当事業所にてご用意いたします)
※動きやすい服装で結構です。
※持ち物には必ずご記名をお願いいたします。

お問い合わせ

担当通所リハビリテーション
所在地愛媛県宇和島市住吉町2丁目6-24
TEL0895(22)2811
FAX0895(22)2777
時間8:30~17:00
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