院長 ご挨拶Greeting from the Director

宇和島徳洲会病院 院長 松本修一

宇和島徳洲会病院 院長

松本 修一

当院の歴史と病院機能

2023年4月1日に宇和島徳洲会病院院長を拝命しました松本修一です。どうぞ宜しくお願いいたします。徳洲会グループは2023年に50周年の節目を迎えます。当院は、2004年4月に開設され、来年で20周年を迎えます。また、いわゆるケアミックス病院であり、一般病床と療養病床、障害者病床、回復期リハビリ病床を有しており、急性期の治療だけでなく、急性期を過ぎてもADLが低下して自宅に戻ることができないような患者さまの訓練や、施設や在宅までの橋渡しをおこなっております。2021年に医師会へ加入させていただき、宇和島地域において他病院や医師会の先生方のご指導の下当院の役割を考えながら医療の面で貢献しています。

コロナ診療での連携と役割分担

新型コロナウイルス感染症の対応は当院においても発熱外来で発熱者の診療を行い、コロナ病床を確保し中等症の患者さまの診療を行ってきました。また、非コロナの患者さまの診療も途切れることなく継続しております。新型コロナウイルス感染症も感染症法において2類から5類へと引き下げになることがきまり一段落というムードとなっておりますが、今後とも気を緩めることなく職員一丸となって取り組みを続けてゆく所存です。

「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」

宇和島徳洲会病院の理念です。これを実行するため、これまで同様救急患者を断らないことを実践し、病気の治療からリハビリテーション、在宅医療まで円滑に運ぶことができるように地域での当院の役割を考え、近隣の医療機関や行政と連携をとりながら医療としてできることを行ってゆきます。

人が集まる病院づくり

魅力のある場所にはひとが自然と集まってきます。宇和島徳洲会病院を人の集まる病院にするためには職員一人一人が輝いてゆくことは必要です。当院の職員はそれぞれがそれぞれの領域でモチベーション高く患者さまと向き合っています。さらに魅力のある病院を作るためにステップアップできるよう努力してゆこうと考えています。当院は総合診療専門医を養成する基幹施設であり、現在1名の専攻医が研鑽を積んでいる途中です。また、今後は看護師の特定行為研修を自施設で行うことができるように取り組んでゆく予定です。ほかにもそれぞれの職種において新たな資格取得ができるように後押しできればと思っています。また、症例報告や臨床研究を通した学会発表、論文作成などにも積極的に取り組んでゆきます。

当院の活動が宇和島地域の皆様により貢献できるように精進してゆきます。よろしくお願いいたします。