院長 ご挨拶Greeting from the Director
宇和島徳洲会病院 院長
松本 修一
2023年は新型コロナウイルス感染症との共存を目指し様々な制限が緩和されたた1年でありました。院内では短時間ではあるものの入院患者さまの面会を再開しました。 面会が再開されると病棟内の活気が戻ってきたように感じます。入院患者さまにだけでなくスタッフにも活気も出たように感じます。 うわじま牛鬼祭りや秋祭りでは前年よりも大きな盛り上がりを見せました。街では飲食店など賑わいを取り戻しつつあるのではないでしょうか。
2023年当院は医療機能評価機構の病院機能評価を受審しました。医療機能評価機構が策定している現在の医療機関に求められている基準に到達しているかチェックしてもらいました。 最終結果の報告はこれから受けますが、改善すべき点を挙げていただいていますのでこれを実行し、安全で安心して利用していただける病院を目指してゆきます。
当院は2024年4月に20周年を迎えます。宇和島圏域の高齢化率は全国平均よりも高く、現在の宇和島の状況は数年後の全国のものであると思われます。当院では急病の治療をすることだけでなく、十分なリハビリテーションを提供することで病前の状態に少しでも近づき退院後の生活を送ることができるようにお手伝いしてゆきます。 さらに宇和島徳洲会病院が地域のなかで果たすべき役割を常に意識し、見極めながら皆様に安心して利用していただける病院を目指して職員一同で一層精進してゆきたいとおもいます。