院長 ご挨拶Greeting from the Director

宇和島徳洲会病院 院長 仲道 孝次

宇和島徳洲会病院 院長

保坂 征司

平素より当院をご支援賜りまことにありがとうございます。

2020年は新型コロナウイルスに世界が席巻された一年となり、現在もなおその真っただ中での2021年の幕開けとなりました。ワクチンは開発されつつありますが、まだ治療薬の開発には時間を要し感染防御と社会経済活動の両立に向け、明確な答えのない中での難しい舵取りが求められています。

愛媛県においては県の強力なリーダーシップのもと、迅速な濃厚接触者の囲い込み等も行われ、これまでのところ早期の収束が達成されていると思われます。ここ宇和島医療圏においても宇和島保健所の御尽力と住民の皆様の感染予防対策徹底の結果としてクラスター発生を抑えることができています。しかし、冬場は最もウイルスの活動性も上がる時期であり油断は禁物です。実際に12月中旬現在、全国に大きな第3波が到来しています。当院も引き続き行政および近隣医療機関とも連携をしながら、検査体制の構築や検査機関への協力を行いこの地域での新型コロナウイルス対策の一助となれるよう努めていく所存です。

さて、宇和島市の高齢化率(65歳以上)は他の地域に先んじてついに40%に達しました。このような地域においては病気に罹患した患者様に単に病気の治療を行うだけでなく、治療した後の事を見据えた医療の提供がより必要となってきます。高齢の患者様が数日間入院加療を行っただけで歩行がままならなくなることも私たちはよく経験します。徳洲会病院は理念のひとつに「健康と生活を守る病院」を掲げています。宇和島医療圏において、特に当院の地域における役割として、リハビリテーションの重要性はより高いと考え本年はリハビリスタッフを増員し、より多くの患者様の生活を守ることに貢献できるよう尽力したいと考えています。

最後に、昨年は「うわじま牛鬼祭り」をはじめ、ほとんどの年間行事が開催されることなく自粛・萎縮の一年でした。奇しくも今年は丑年です。さすがに牛鬼もじっとはしていられないでしょう。有効なワクチン開発のもと東京オリンピックが開催され日本が明るく、さらには「牛鬼祭り」が開催され宇和島が元気になることを期待しています。

そして、当院が今後ますます地域に欠かせない病院となれますよう、本年も質の高い医療の実践を目指していきたいと考えます。

どうぞこれからも当院をご支援賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。