地域の文化と歴史を学ぶ (第2回 大洲うかい)
2回目の野外研修として、大洲の夏の風物詩、うかいを体験しました。
貞島先生、大久保先生はじめ研修医の深川先生、曽我先生、莟先生、参加された皆さん、
うかいは初めてです。
大洲市 肱川(おおずし ひじかわ)のうかいは日本三大鵜飼いの一つです。
昨年の西日本豪雨では、肱川が氾濫し甚大な被害を被り、うかいも約一か月間の休止を
余儀なくされましたが、地域のみなさんや、ボランティアの方々のご協力で立派に復活
されました。
うかいの始まりまでの間に、大洲城を散策しました。
大洲市は「伊予の小京都」とよばれ風情のある街並みです。
大洲のうかいは、屋形船に揺られながらお料理をたのしみ、鵜匠の手綱さばきを
間近で見ることができます。
今回は「うめたこ旅館」さんにお願いしました。
鵜飼いの始まる時間まで、肱川の船旅を楽しみます。
国の重要文化財に指定されている臥龍山荘。
崖の上に懸り造りに建てられた数寄屋造りだそうです。
屋形船は櫓をこいですすみます。
とても静かでゆったりとした時間が流れます。
船頭にも挑戦させていただきました。
篝火が水面に映える幻想的な雰囲気の中で、ダイナミックな鵜飼いが始まりました。
鵜飼船と客船が並走しながら、間近でうかいを見ることができるのは大洲だけだそうです。
本日の鵜匠は山中さん、5年前から始められたそうです。
今日の締めくくりは、「釣った魚を食べる会」。
宇和島に戻り、HATUくらさんで調理していただいた、深川先生の釣果を堪能しました。
大満足の一日でした!!