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掲載日付:2020.10.27

徳っ子見守り隊会報 2020-6号

第6回 ラダーⅠ研修が行われました。

今回は『BLS(一次救命処置)』『外傷性止血』について行いましたので紹介します(^^♪

BLSの講師は、相原看護部長にして頂きました。
今回は、新人看護師だけではなく、新入職のコメディカル、新人看護師のプリセプターも合同で、計10名が参加し、消防署より貸して頂いた人体模型やAEDを使った、蘇生措置等、一次救命処置について学びました。

まず初めに、BLSのアルゴリズムと胸骨圧迫についての講義がありました。



道端に倒れている人に遭遇したという設定で、救急隊や医師に引き継ぐまでに行う一次救命処置を実演されました。

相原看護部長による、人体模型を使用したデモストレーションを行って頂きました。


看護部・コメディカルの方たちで3グループに分かれ、演習を行いました。


意識の確認→応援要請→呼吸・脈の確認→胸骨圧迫の流れで演習し、
質の高い胸骨圧迫となるよう汗をかきながら一生懸命行っていました。
AEDも実際に使用し、使用方法など理解を深めることができました


バックバルブマスクでの、換気の方法も学びました。



確実に気道確保をし空気がもれないように顔面に密着させ、換気が正しく行われているか胸郭で確認を行うことが難しかったです。

入院中の患者さんの急変時の対応として、ベット上での胸骨圧迫も演習しました。



胸骨圧迫と人工呼吸も合わせて、演習も行いました。


胸骨圧迫と人工呼吸を30:2で行い、AEDを使用していく流れが理解できました。


胸骨圧迫を交代する際は、素早くすることが大切です。
そのためには、チーム内でしっかりと声掛けを行うことが必要であることが分かりましたね。

コメディカルの皆さんも、急変時には積極的に関わって下さいね。



BLSの後は外傷性止血の講義が行われました。


外傷の種類や出血の種類を学び、症状に応じた、止血法や処置について理解を深めることができました。



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