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掲載日付:2019.04.17

褥瘡委員会からの表彰

褥瘡委員会大久保正一委員長より、昨年度の各科・病棟の褥瘡発生防止への取り組みに対して表彰が行われました。

当初は褥瘡発生率を5%以下に抑えようというところから始まった取り組みですが、一昨年度(H29)は発生率1%以下の目標に対して0.63%、昨年度は(H30)発生率0.5%以下の目標に対して0.25%とうれしい結果が続いています。

これは褥瘡を発生させないように目配りのできる看護師や介護スタッフに加え、リハビリスタッフのポジショニング指導、栄養科による栄養サポート、薬剤師のアドバイス、医師事務による褥瘡回診の記録など、多職種による協力体制があって成しえたことです。

これらの活動を評価し、今回初めて委員会より表彰することになりました。




まずは、昨年度の褥瘡発生を0件に抑えた4北病棟に『NPWT賞(陰圧閉鎖療法)』が贈られました。


続いて、褥瘡発生件数を前年の半分に削減することができた4南病棟に『ラップ賞(ラップ療法)』が、全病棟の患者のポジショニングに目を配り、褥瘡発生率0.25%の達成に大きく寄与したリハビリテーション科には『ポジショニング賞』、約1000人の入院患者さんを担当した中で、褥瘡の発生を数名にとどめることができた5北病棟へは『DESIN-R賞(褥瘡の経過評価に用いるスケール)』が贈られました。


そして最後にサプライズで、大久保委員長より褥瘡委員会副委員長である中島由美子皮膚・排泄ケア認定看護師に『あんたが大将』が贈られ、褥瘡委員会を牽引し、院内だけにとどまらず、地域全体の褥瘡ケアに大きく寄与したことを表彰されました。
今年度は、褥瘡発生率0.2%以下という目標にチャレンジし、褥瘡発生率を限りなくゼロに近づけるべく取り組んで参ります。


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